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グ ラ ウ ン ド の 片 隅 で
「んじゃ、俺ら先帰るな。お前もとっとと着替えて帰れよ」
「おう、またなー」
一緒に残っていた岸田たちが制服に着替えてフェンスの向こうから手を振る。
俺も手を振り返してその後姿を見送った。
きつい西日の差す放課後のグラウンドの片隅に、今俺1人だけが残ってる。
俺と岸田たちの4人は、昨日練習を無断で休んだ事で顧問に散々しぼられた挙句他の部員が帰った後居残りでグラウンド整備までさせられるハメになった。顧問は職員会議があるからと途中で抜けていったけど、サボってたら明日ぶん殴られるのでマジメにやった。終わった時にはすっかり日は暮れていて、肩は痛いわ、シャツの中までぐっしょり汗まみれになるわ、ただでさえ泥だらけのユニフォームは更に汚れるわでもう散々で、岸田なんかは『とっとと家帰って横になりてー』って言って終わり次第すぐさま帰り支度をしてた。
俺も疲れてへとへとにはなったけど、まだ帰るつもりはない。もう少しここに残る理由があるからだ。
…俺は固くなった自分の股間をズボンの上から掴んだ。
体質なのか、俺はくたくたになるまで部活で体を動かすと必ず、その後ど疲れ果ててぐったりしたた身体とは正反対にチンポが元気になってしまう。…疲れマラってヤツとはちょっと違う。特に変な事したり考えてるワケでもなくそうなるのとは違い、俺の場合ちゃんとした理由がある。
俺は、ユニフォームの中が汗まみれになって蒸れるのにとても興奮する。自分が汗でどろどろになるのも、他のヤツのユニフォームが汗で濡れてるのを見るのも。汗の蒸れた臭いを嗅いでもかなり興奮する。まあつまりそういう変態的なフェチズムがあるらしい。
あと高校に入って顧問が今の鬼みたいなきっつい教師になってから気付いたけど、散々シゴかれたり吐きそうになるくらいまで走らされたりとか、身体を限界近くまで酷使するのも自分が追い詰められてるような気分になって感じてしまう時もたまにある。…ちょっとそういうケもあるみたいだ。
そんな性質があるので、俺は部活が終わった後最後までずっと残っている事が多い。部員の皆が帰って他に誰も居なくなった部室に1人残って、汗臭い臭いの篭った部室で散々汗を吸った泥だらけのユニフォームを着たまま、最高に興奮している状態でシコるのが気持ちいいからだ。着替えやシャワー中のヤツの裸も見られるし、ロッカーの中には洗濯してない汚れたユニフォームや下着なんかも置きっ放しにしてあって、オカズには困らない。汗の臭いを嗅ぎながら汗で蒸れたチンポを扱いてユニフォームを更に汗で濡らしながら思いっきりぶっ放すのはクセになるくらい気持ちよかった。
だから今日もいつもどおりチンポを硬くしたまま部室に向かって、この格好のままオナニーしようと思ってた。
そこでふと思った。
そういえば今日はいつもグラウンドから離れる時間より2時間近く遅くなっているから、もうとっくに下校時間は過ぎている。教師の連中はまだ職員会議中かもしれないが、職員室はグラウンドとは反対側の新校舎側でこっち側は見えない。職員会議が終わってたとしても、駐車場もあっち側だ。帰宅する教師もこっち側には来ない。
…今なら誰にも見られない。
いつも人目を気にして、誰も居なくなった部室でこっそりとやってたが、今ならここでだって出来るんじゃないか。
汗臭い部室も気に入っているけど、さっきまで汗を流していたこの場所でこのままの格好でっていうのもなんだか興奮してしまう。
…もしかしたら鬼顧問が学校を出る前に俺らがマジメにやったか確認しに来るかもしれないが、今の所その気配も無い。
俺は…なんだかヘンな気分になってきた。
俺は周囲を見回した。グラウンドの中は勿論、フェンスの向こうの歩道も、校舎の傍も誰も居ない。教室の窓は閉まってる。図書室の電気もついていない。俺は今までに無いくらい興奮してきた。
俺は大慌てでベルトを外した。なんでか妙に手が震えて、金具を外すのにやたら時間が掛かってしまう。けどそれがなんだかじれったくて余計に熱くなってくる。
ジッパーを下げ、ズボンを腰の下まで下ろす。テント張っている少し濡れて染みになっているボクサーから、すっかり勃ち上がった蒸れたチンポを掴み出した。カスの付いた亀頭が俺の顔面に向かって反り返っている。ひんやり冷たい風がくすぐったい。
汗ばんだ手のひらでぎゅっと握ると、どくどくと激しく脈打ってるのが伝わってくる。
俺はフェンスにもたれかかり、シャツをめくって腰にぐっと力を入れ、チンポを扱き始めた。
「くぅ……っ…」
妙な感じだった。部室のような篭った汗の臭いは無いけれど、土のにおいに混ざってほんの少し汗の臭いがする。でもそれ自体は俺を興奮させるような臭いではないのだけれど、不思議と部室で扱いている時より興奮している。
さっきまで汗を流しながら岸田たちと一緒に整備してラインを引き直していたところと同じ場所で、いつも顧問に怒鳴られているところと同じ場所で、毎日皆がいつもどおりの練習をしているこの場所で、今自分が1人ユニフォームのズボンを下ろして下半身露出させて先走り垂らしながらチンポを扱いているという事にたまらなく興奮した。
もたれかかったフェンスが軋んで音を立てる。ガシャガシャ、ギシギシと。
でも俺の耳にはその音よりも、自分の荒い息遣いの音と、チンポを扱く手のひらが擦れ腹に当たる音と先走りと手の汗が混ざった湿った音のほうがグラウンドに響いているように聞こえる。夕陽のきつい日差しで、濡れた亀頭の先がぬらぬらと橙色に光っていた。
「はぁっ…はッ…ふ…っう…ッ……」
なんか、どんどん…気持ちよくなってきて、もう…イキそうになってきた。ちょっと早すぎる。あっけないくらい。でも手の動きを止める気がしない。…ヘンだな。オカズになるようなモノなんて使ってないし、好みの顔の部員の裸を思い出したりもしてない。思い浮かべてたのは目の前のグラウンドで普段どおり練習している皆の姿だけ。でもなんだかそれが余計に、日が落ちるまでは皆といつもどおりに居る場所で1人こんな事をしている自分がいやらしくて恥ずかしくて…興奮してしまう。少し背筋がゾクゾクする。
このままもう少し、この興奮した気持ちを長引かせたい気もするが、段々我慢の限界になってきた。出したい。数時間前まで皆が居た、明日また皆で集まるこのグラウンドに、思いっきりぶっ放したい。もう終わらせてしまうのは勿体無い気もするが、手を動かす度にだんだん頭の奥が痺れてきて出したい気持ちのほうが強くなってくる。もう…だめだ、出してしまおう。俺は歯を食いしばり右腕の動きを加速していった。
「はッ…はぁッ……はぁ…ぁっ、も…、出る…っ…」
亀頭の感覚が過敏になって、尿道の中に熱いものが込み上げてくる。俺は射精の寸前の、手を離せばいつでも射精してしまう一番感じている状態のチンポを我慢できなくなるまで擦り続ける。
「あッ、出る、出るっ…、…………うおッ…あ……ッッ!!!!」
限界を超えて、手の動きを小刻みにさせていく。太腿がブルっと震え、踏ん張る為に力が入る。と、同時に尿道から精液が勢い良く飛び出した。
「━━━━━━━…ッ………!!」
1回目の射精は鼻の高さまで飛び上がった。飛び散った生温かい飛沫が腕や腹、顎まで濡らす。射精の勢いはすぐには弱まらず、2射目、3射目は同じくらい飛んだ。その後も暫くビュクビュクと何度も溢れ続け、俺は頭の中が真っ白になった。
「…はぁっ…、…はぁ……っ」
呼吸が少し落ち着いてきて足元を見てみると、砂利を踏み散らかした靴跡の前方に、いくつもぽたぽたと白く濁ったものが浮いた染みが出来ていた。精液は周辺に飛び散っていて、つい先ほど岸田たちと引いた白線の上まで届いていた。
急になんとも言えない微妙な恥ずかしさが襲ってきて、俺はだらしなく精液を垂らしたままのまだ半萎え状態のチンポを指でさっと拭い、いそいそとズボンを上げてベルトを締め直した。そしてグラウンドに飛び散った精液の染みを1つ1つ靴で踏みつけて、まだ土に染み込みきってないそれをグラウンドの土に刷り込んだ。
…明日きっとこの一箇所だけ消えかかった白線を見て、また妙な気分になるんだろうな…とか思いながら、俺はグラウンドを後にした。
野球のユニフォームが好きです。汗臭そうな感じは1番だと思う。
2005/11/07 PhotoShop



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